2024年8月5日ショックの振り返り
以下は、2024年8月5日の暴落が起こった日の大引け後に書いたメモ。
8/5はTOPIX、日経先物ともにサーキットブレーカーが発動(日経は2回)した。 下落幅は過去最大の4,451円安(下落率は過去2位)。終値:31,458円、800銘柄以上がストップ安。売買代金は過去最大という歴史的な相場だった。
ポジションは前もって解消していたため、寄りからダブルインバースを買ったがあまりのボラですぐに利確してしまった。 仮に、先週金曜(8/2)の下げで全力ロングをしていたら死んでいた。「資金を分割して投入する」という方針が結果的に奏功した。
多くの銘柄がストップ安に張り付き、売りたくても売れない状況になった結果、売りは同業種の銘柄などに波及した。
2024年8月5日の当日は、植田日銀総裁の予想外のタカ派発言による円高ドル安がこのショックを招いたとされ「植田ショック」と呼ばれていたが、本稿執筆時点(2024年9月)でその呼び名は定着していないように思える。便宜上そう呼んでいるケースはXで見るが…。
便宜上、「8月5日ショック」と呼ぶ。
1434 JESCO HDの注目ポイント
9月に入り、8月5日ショックの振り返りの一環として、ショック前後の騰落率をまとめていた時にJESCO HD注目した。
JESCO HDは8月1日から8月5日にかけて、日次終値ベースで13.8%下落した。その後、日経の回復についていけていないものの、売上・EPSは続伸の見通し。
PERは2024年9月3日時点で4.1倍、PBRは0.81倍となっている。
過去のPER水準ではPER4倍を下回る場面もあるが、今年5月末から7月末にかけてはPER5倍を上回る水準を維持しており、EPS上昇とバリュエーション修正を予想して上向き目線。下方向はPER4.0倍で1株702円、上方向はPER5.0倍で877円を目線に置く。
気になる空売り動向
IR BANK(https://irbank.net/1434/short)より引用
短期的には空売り動向が気になるが…。
あと、ボトムアップで予想してるわけではないので業績予想がガバガバ。